皆さんこんにちは!
まやブロ★
猫と遊んでいるとき
皆さんはどんなおもちゃで遊びますか?
我が家では300円ショップで購入したおもちゃや
ただのヒモ、ダンボール箱
ガチャガチャのカプセルなどで遊びます。
猫と過ごす楽しい遊びの時間。
ですが、遊びの延長でついつい
手を使って遊ぶことってありますよね。
チロチロっと指を動かしてみたり
サッサッと左右に素早く動かしてみたり…
手を猫じゃらしのようにして遊んじゃうことって
割とあるんじゃないかと思います。
が!実はそれってなかなか良くないらしい。
「絶対に100%危険だからやらないで!」
というほどではないんですが
猫の性格や年齢や環境によっては
注意しなければならないし
あまり好ましくない行為なのだそうです。
それはなぜなのか??
理由を知ることで、
より猫と安全に楽しく遊ぶことが出来ますよ!
それでは解説していきましょう。
猫と手で遊ぶのがNGな5つの理由
理由①噛みグセや引っかくクセがついてしまう
手で遊ぶうちに、
猫さんがヒートアップして
噛んだり引っかいたりすることもあると思います。
それを許す環境にしてしまうと
「噛んでOKなんだ!
引っかいてOKなんだ!
楽しいからどんどんやーろうっ!」
と、猫は学んでしまいます。
噛むことで飼い主さんが喜ぶと勘違いしたり
猫から下に見られて
どんどん噛みグセと
引っかきグセのある子に育つようです。
子猫の時期は
親や兄弟と遊ぶ中で
本気噛みと甘噛みの差を学習します。
その頃に噛みグセ・引っかきグセが
習慣化してしまうと
成長してからもクセが頻繁になる可能性があります。
やめさせるのも難しくなるため
子猫は特に気をつけた方が良いそうです。
理由②猫を嫌がる人が増えてしまう
一つ目の理由の延長にもなりますが
噛まれたり引っかかれたりすることで
猫に苦手意識を持ってしまう人が増えることも。
たくさん傷がついた腕を見て
怖くなってしまったり
猫が遊ぶつもりだとしても
勢いよく腕に飛びついてきたりすると
猫に慣れていない人や
元々あまり好きではない人は
トラウマになってしまう可能性があります。
その対象が子供の場合はなおさらでしょう。
私自身、子供の頃に
友達のお家に遊びに行った時
そこで飼われていた猫さんに
強気の猫パンチをくらって
引っかき傷も出来て
めっちゃ怖かった経験があります。
我が家の2匹の猫たちは幸い
激しい行動を人間に対して
ほとんどしないので平気ですが。
それでもたまに爪が刺さったり
甘噛みだとしても
急にされたらびっくりしますからね。
猫が苦手な人からしたら
非常に怖い体験として
記憶に残ってしまうと思います。
理由③感染症のリスク
猫の口の中や爪の中には様々な菌がいて
噛まれたり引っかかれることで
人も猫も感染してしまう恐れがあります。
猫は無症状だったり
時には気管支炎などを
患ったりするようですが
人が感染すると赤く腫れたり発疹が出たり
ひどい場合は発熱や
最悪重症になれば生死に関わることも。
持病のある飼い主さんや
肌の弱い方は
注意深く接しなければいけません。
理由④病院へ行きづらくなる
手遊びによって猫が
噛んだり引っかくことを覚えると
病院へ行く際
まずキャリーケースに入れるために
捕獲する段階が至難の業でしょう。
飼い主さんの手が
噛んでもいいおもちゃ
だと思っている猫からしたら
その手が自分を捕まえようとしてきたら
思いっきり噛み付いたり引っかいたり……
傷だらけになりそうな予感しかしません。
そして病院に行ったとしても
獣医さんとも戦闘モードになる可能性が高いです。
あまりに危険な子は診察も難しいですよね。
猫もストレスを強く感じてしまうし
治療そのものに遅れが生じる
というリスクがあるのです。
理由⑤里親探しが困難になる
保護猫や、様々な事情によって
新しい家族を探してあげる必要が出てきた時
噛みグセや引っかきグセのある子は
決まるのに時間がかかることがあります。
攻撃行動に耐性があるくらい
猫に慣れきった飼い主さんであればいいですが
初めて猫を飼う人にとっては
はじめからやんちゃな子は相当怖いし
躾けることも困難でしょう。
穏やかな子の方が
里親探しはしやすいと言えますね。
噛みグセ・引っかきグセを
やめさせるために出来ること
手遊びで噛みグセや
引っかきグセがつくことによって
感染症など様々なリスクが
生じることがわかりました。
では、その厄介なクセは
どうしたら防止や
しつけが出来るのでしょうか?
対策を見てみましょう。
【遊び全開モードの時には接しない】
特に子猫の頃から実践した方が良い対策です。
子猫の遊び全開モードって
すっごく可愛くてつい抱っこしたり
撫でたくなるんですよ。
気持ちはわかります。
噛む力もまだそんなに強くないですし
体が小さい頃くらいは良いでしょ、と。
しかしそれを許してしまうと
「人間の手は噛むものなんだよ。」
と教えてしまっているようなもの。
噛む力が強くなってから
「手は噛むものじゃありません!」
と教えても
猫からしたらなんで今更?ですよね。
人間も同棲や結婚などで
相手に合わせるように頑張りますけど
生活習慣だったり
今まで生活してきた自分ルールが通用しないと
変えていくの大変ですよね。
今までこれでやってきたのにって。
それと同じじゃないでしょうか。
そうならないように子猫のうちから
テンションの高い時は
触らないように心がけましょう。
【手や足を狙っていたら相手をしない】
もし噛まれたり引っかかれたりした時に
応戦して相手をしてしまうと
余計に猫を刺激して興奮させることに。
攻撃がさらに強くなったり
より人間の手を噛む練習をしてしまいます。
狙われた時には
噛まれる前に手の動きを止めたり
その場から離れることで
噛まれないようにしましょう。
無視をするのではなく
おもちゃなどを使って人間の手から
猫の意識をそらしてあげることが大切です。
【遊ぶ時にはおもちゃを使う!】
猫が遊びたくて興奮していたら
猫じゃらしやボールなどを使って
一緒に遊びましょう!
人間の手を噛む頻度が少なくなるように
毎日たくさん遊んでみてください。
忙しくて遊ぶ時間が取れない場合は
自動で動くおもちゃを使ってみたり
エサやおやつをおもちゃに入れて与えるのも◎。
おもちゃやキャットタワーを
新調してみるのも
猫が新鮮な気持ちで遊べて良いと思います。
よく通販でお買い物する方は
届いたダンボール箱などを
部屋に置いとくだけでも!
猫が勝手に入って遊んでくれたりするので
コスパ的に良しです!
我が家は一日で飽きちゃうけど笑
【猫同士で遊んでもらう】
やはりおもちゃよりも効果的なのは
相手がいる遊びです。
相性次第ではありますが
良好な関係が築けていれば
一緒に遊んでくれます。
人間が相手出来ない時には非常に助かります。
複数で遊んでいる時にしか見れない
微笑ましい光景もたくさん見れますよ。
月齢が進めば進むほど
猫はお互いに警戒しあって
仲良くなるのに時間がかかります。
どうしても相性が悪そうなら
無理に関係を築かせないようにしましょう。
【まったりモードの時に優しく触れ合おう】
興奮がおさまって遊び全開モードから
まったりモードに切り替わったら
触れ合いのチャンスです。
撫でたり触ってみたりして
まだ噛んでくるようであれば、
遊びが足りてないのかもしれません。
噛んでこないようであれば
優しくなでたりして
猫と穏やかな時間を過ごしましょう。
その時間を通して
猫が優しい触れ合いも楽しめるようになると
もっと飼い主さんとの関係が
良くなりそうですね。
まとめ
猫と遊ぶ時に手を使うということが
こんなにも様々な問題を抱えていたんですね。
小さな頃は可愛くて可愛くて
なんでも許したくなっちゃいますけど
大きくなってからが本当に大変。
小さな頃からしつけることが
大切なんだと感じました。
ただ猫の種類や性格によっては
おもちゃで全然遊ばずに
手じゃないと遊びたくない!という
穏やかな子も中にはいるのだとか。
そういう場合は様子を見ながら
無理に手遊びをやめさせることは
しなくてもいいのかなと個人的には思います。
その子が危険なことをせずに楽しめるなら
それが一番だと思うんで。
人間のタイミングで
人間の好む触れ合い方をするのではなく
猫のタイミングに合わせて
こちらが寄り添っていくことが
猫との遊びの上でも大切なんですね。