皆さんこんにちは!
まやブロ★
最近の沖縄は
暑いんだか寒いんだか
よくわからない日々です。
連日雨が降り続いてたかと思えば
急に夏のような暑さになり…
体が困惑してます。
風邪ひかないように気をつけないとですね!
暖かい季節になってくると
個人的にはウキウキするのですが
残念なことに
春は捨て猫が増えるらしいです。。
猫は日照時間が長くなってくる
2月頃に発情期が来て
2ヶ月間妊娠するそうです。
そのため、4月・5月くらいに
子猫を出産する猫が多く
捨て猫も増えるのだとか。
今回は猫の保護について
少し触れていこうかと思います。
猫を保護したら
何をしてあげれば良いのかわからない方や
家族が急に保護してきて困っている方などは
この記事を参考にしてみてくださいね。
猫を保護する時にはまず状況の確認から!
➀周辺に猫の家族がいないか探す
まず大事なことは
すぐに家へ連れて行こうとしないこと。
保護した猫の周囲にもしかしたらその子の
家族がいる可能性を考えて探してみましょう。
何かの拍子で家族から少し
はぐれてしまっただけかもしれません。
特に子猫の場合は
近くに親猫が身を潜めている可能性があります。
猫は警戒心が強いため
人間の匂いが一度ついただけでも警戒して
子猫の育児を放棄してしまうこともあるそうです。
子猫にとっても、生後8週くらいまでは
社会化期という心や体を育くむ
とても大事な時期。
家族が離れ離れになるのを防ぐためにも
まず確認を!
②野良猫?飼い猫?迷い猫?
首輪を付けていないとしても
外で放し飼いにしている飼い猫の可能性や
飼い主が探している迷い猫の可能性もあります。
近くの警察や保健所などに
迷い猫の届け出がないか確認したり
保護をしている届け出を出すと良いですね。
③動物病院に連れて行く
保護した猫が弱っている場合はもちろん
元気な様子だとしても
動物病院で健康状態を診てもらいましょう。
先住猫がいる場合は特に感染症などの病気や
ノミ・ダニがうつってしまうことが考えられます。
それらの心配がなくなるまでは
先住猫が暮らす居住空間とは別の部屋に
完全隔離して保護しましょう。
獣医師のOKが出るまで
先住猫と接触しないように
気をつけてください。
保護した際に首輪をしていなくても
マイクロチップがついている
可能性があります。
チップがあるかどうか
確認出来る動物病院だと
より良いですね!
保護した猫を飼育する時の注意点
【食事】
保護した猫が子猫なら
成長度合いをよく観察してから
食事を与えましょう。
目が開いてなければまだ離乳前なので
固形のフードを与えるのは避け
ミルクをあげましょう。
また、自分で飲めないくらい弱っていたり
小さかったりする場合は
スポイトなどで少しずつあげると◎。
普通の牛乳は下痢になる可能性が高いため
猫用のミルクを与えましょう。
下痢になると脱水症状を引き起こす
可能性があります。
野良猫は体力を消耗していることが多いそうなので
脱水症状が命の危険に繋がることも考えられます。
猫それぞれの個体にはよりますが
目安としては体重が400g未満ならミルク。
それ以上ならミルク以外の固形フードも
様子を見ながら与えてみましょう。
どんなフードを選べばいいか判断に迷う時は
総合栄養食という記載があるものなら
無難かなと思います。
我が家の飼い猫ビビを保護した時は
目は開いてましたがまだ小さかったので
しばらくはミルクもあげつつ
フードと半々くらいで
あげたりしてました。
【トイレ】
保護したばかりの時期は
周囲の環境が突然変わることで
トイレをしないことがあります。
慣れない場所での強い緊張感の中
用を足す無防備な姿を見せたくない猫は
トイレを我慢する傾向があるのだとか。
また、トイレの環境が気に入らない時にも
排泄を我慢します。
なかなかトイレが上手くいかない時には
トイレの大きさ
砂の大きさや量
砂のかき心地
など、猫の好みを少しずつ探って調整したり
静かでなるべく人間があまり行き来しない場所に
トイレを移してみるといいかもしれません。
自力で排泄出来ない子猫などは
ぬるま湯で湿らせたコットンなどで
お尻を優しく拭いてあげるように刺激します。
何度もトイレに行くけど何も出なかったり
排泄の姿勢になりながら
叫んだりする様子が見られたら
便秘や膀胱炎になっている可能性があります。
その場合は早めに動物病院を受診しましょう。
【お風呂】
外で保護した猫の体の汚れや
ノミ・ダニなどが気になると
早くお風呂でシャンプーしたくなりますよね。
気持ちはわかりますがちょっと待った!!
いきなりお風呂に入れるのは避けましょう。
お風呂は猫に強いストレスを与えてしまいますし
ノミ・ダニに関しては
シャンプーでは取り切るのが難しいです。
汚れがひどい時は手早く
拭いてあげるくらいにしましょう。
動物病院でノミ・ダニを駆除して
環境に慣れてきてから
お風呂に入れるようにしてあげてください。
【寝床】
保護されて急に知らない場所で
暮らすことになった猫は
その環境に慣れるまで時間がかかります。
個体によりますが、慣れるようになるには
2週間〜長い場合は半年くらい
かかる子もいるそうです。
子猫の方がまだ危険なことなど
わからないことが多いので
慣れるのは子猫の方が早いと言われています。
成猫になるほど警戒心も強く
慣れにくいのだそうです。
環境になるべく早く慣れて
落ち着いてもらうためにも
静かな場所に寝床を確保してあげましょう。
ペット用のベッドを置くのもいいですし
ケージやダンボールの中で慣れさせるなら
毛布やバスタオル、新聞などを敷いて暖かい場所を作りましょう。
特に体温調節が難しい子猫は
保温が出来る環境を用意して
体が冷えないようにすることが大切です。
飼い主さんの匂いがついた衣服などを
一緒に敷いておくのも
環境に早く慣れさせる策として良いと思います。
【不妊治療】
保護した猫には必ずしてほしいのが不妊治療。
保護して健康な状態にして
里親を探し譲渡するだけでは
殺処分数を減らすことは難しいです。
命が増えないようにすることも
猫を守るために大事なことです。
殺されるためだけに生まれてくる命が
少しでも減ってほしいですね。
金額は避妊手術なら1〜3万円ほど
去勢手術なら1〜2万円ほどが相場です。
生後6ヶ月から
初めての発情期を迎える1歳になる前までが
治療のタイミングとしては理想。
しかし保護したタイミングがそれよりもっと
遅かったりすることもありますよね。
5歳以上の子が治療を受ける場合は
術前検査をしっかりやった方が安心だと思うので
そこは獣医師さんとよく話し合って決めましょう。
保護した後に考えるべきこと
猫を保護し、飼育を始めて
無事に猫の体も心も落ち着いてきたら
いよいよ猫の未来を考えましょう。
そのまま家族の一員になるのか、里親を探すのか。
猫を保護したら当たり前ですが
最後まで責任を持って関わりましょう。
飼えないからといって
また捨てたら意味がありませんからね。
(というか、意味がわかりません)
出来れば自分で里親を探すのが一番良いですが
自分で探すのが難しい場合は
地域の保護猫カフェや
動物愛護団体などに相談してみましょう。
市役所などでも
対応してくれるところはあるみたいですね。
引き取ってもらうのは難しいとしても
里親探しに協力してくれるかもしれません。
引き取ってもらえないからと
保健所などに預けてしまうと
殺処分されてしまう可能性があるので
それは避けましょう。
保護した猫がその後の生を
安心して全う出来るように
道を作ってあげることが大切です。
猫を保護するのは
案外お金も時間もかかります。
体力を消耗して治療が必要だったり
生活に必要なフードやトイレを用意したり。
可哀想だからという理由だけで
保護するだけなら簡単だと思います。
自分と保護した猫が安定して暮らせる
余裕があるかどうかをしっかり考えてから
保護することが望ましいですね。
命を預かり育くむのは大変な責任ですが
少しでも可哀想な状況の猫が保護され
素敵な里親さんの元で暮らせることを祈ります。