皆さんこんにちは!
まやブロ★
毎月のことなんですが
月の最後の週になると…
ブログ書くぞ〜という思いと同時に
「もう今月終わりなの!?!?」って
驚いてしまいますね。
なんなら毎月声に出して言ってますね。
旦那と毎月この話してるね〜と
これを書いてる朝に喋りました笑
歳を重ねれば重ねるほどに
日々過ぎ行く速度が秒。
それだけ刺激のない毎日…
言い換えれば何の変哲もない
平穏な毎日を過ごせてるっていうことですよね。
ありがたいことです。

さあ今月のまやブロなんですが
先日寝る時に息子が
ちょっと怖がりながら私に言いました。
「ねえ母ちゃん、
ビビ(愛猫の名前)の目が光ってて怖い。」

夜になると猫の目は光って見えるからね〜
猫は暗い夜でも周りの様子がわかるように
特殊な目をしてるんだよ〜
と、軽い説明だけしましたが…
考えてみると
この光る目のこと全然知らないな!
と思いました。
この謎は調べてブログに残さないといけん!
ということで今回は
夜の猫の目が光って見える謎
について解明していきたいと思います!
きっかけくれた息子よ、ありがとう。
夜に猫の目が光ってみえるのはナゼ?
あんなにも暗闇で光ることや
近くで見るとガラス玉のような
綺麗な眼球をしている猫の目。
我々人間の目とどう違うのか?
構造が気になりますよね。


猫も人間も、基本的には同じ部分が多いです。
角膜だったり水晶体という部分
(カメラでいうレンズ)に光が入り
網膜というフィルムの役目をしている部分に
当たり、ものが見える仕組みだそうです。
光によってものが見える仕組みということで
当然暗闇など光の少ない場所では
ものが見えにくくなりますよね。
そこで猫の目と人間の目との
決定的な違いなんですが…
それは、輝板(タペタム)。
猫の目にはタペタムという組織の層があり
光を再利用することが出来ます。
簡単に言うと
網膜が拾いきれなかった光を反射させて
再度網膜に当てる反射板の働きをしています。



私達人間はタペタムが無いため
逃してしまった光は網膜の内側にある
強膜に吸収されてしまうそうです。
タペタムはより少ない光でも
反射して再利用することが出来るのだとか。
暗闇で行動する夜行性の猫にとっては
無くてはならない部分なんですね。
また、猫の網膜には
グアニンという成分が含まれていて
光が当たると白く光る性質があります。
暗闇で光る猫の目は
タペタムやグアニンの働きによって
白く光って見えるんですね!


ちなみに…猫の視力は?
大きくて丸い猫の目。
人間よりも色の判断はつきにくいと
よく言われていますね。
実際に猫の目は
人間ほど豊かに色を見分けられないそうで
全体的にグレーがかっているような視界。
赤も認識出来ずグレーになってしまうそう。
青と緑は見分けられるようなので
グレーの世界に
少しだけ寒色が混じったような感じでしょうか。
視力自体は人間の10分の1程度で
0.1〜0.2くらいの視力しかないらしいです。
10m先くらいまでしか
はっきりと物は識別出来ず。
静止しているものを正確に見ることが苦手で
ぼやけて見えちゃうそうですよ。
人間からしたら静止してるものの方が
断然認識しやすいのに面白いですよね。
動体視力が人間の4倍と言われているため
動いてるものの方が
見るのは得意なんだそうです。
野生で生き抜いていくため
暗闇で狩りをするのに
必要な要素が全て詰まってる!って感じですね。
色は最低限で良し。
遠くより近くが見えなければ意味が無い。
獲物が探せるなら
止まっているものはどーでもいい。
猫の潔くてカッコいいところを
また発見してしまいました。


気を付けて!写真を撮るときの注意!
猫を撮影する時に
特に気を付けてほしいことがフラッシュです。
夜道や薄暗い部屋の中などで撮影する場合
綺麗に撮りたいという気持ちから
ついフラッシュをたいてしまいそうですよね。
ですが絶対にやめてください。
猫の目は人間の目よりも光に敏感です。
強い光が急に目の中に入ることで
猫にとって強い不快感とストレスを与えます。
それだけならまだマシな方。
猫によっては
痙攣(けいれん)発作を起こしてしまったり…
もっとひどい場合
網膜の障害によって失明してしまう可能性も。
ストロボやスマホのライトも
強い光なのでもちろんやめましょう。
外で撮影する時は
自然光を利用出来る
日没前の時間帯を狙ってみてください。




↑旦那が撮影した近所の猫さんたち。
私はカメラ知識に疎いのですが
明るいレンズにしてみる
(絞りを大きくして
多くの光を入れられるレンズだそうです。)
ISO感度を調節する
(レンズから入った光を
敏感に捉えてくれる機能)
など、工夫をすることで猫に悪い影響を
与える可能性が低くなるみたいですよ。
それと目は関係無いですが
シャッター音も。
寝ていたりくつろいでいる猫は
びっくりしてしまいます。
なるべく音が出ない
サイレントモードで撮影しましょう。


いかがでしたか?
今回は暗闇で光る
猫の目についてお話しました。
急に暗闇の中で光る猫の目に遭遇すると
「おぉっっ…!」と
こちらもドキッとします笑
でも光る猫の目には
夜行性ならではの生き抜く術が
凝縮されていることがわかりましたね。
スパイのようでカッコいい猫の魅力を
また発見出来て嬉しく思います。
今度息子に
「ねえ母ちゃん、猫の目が光ってて怖い」
と言われたら
「それはタペタムとグアニンのおかげで
光って見えるんだよ〜」
と、説明出来そうです(小学生には難解w)
皆さんも聞かれたらぜひ
参考にして答えてみてください笑
ではまた次回です!